女性の排尿痛はなぜ起きる?原因・受診科の目安と危険な兆候
単なる膀胱炎と軽視して治療を遅らせると、細菌が尿管を伝って腎臓まで逆流し、「腎盂腎炎(じんうじんえん)」を引き起こす危険性があります。
膀胱炎では基本的に発熱は見られませんが、38度以上の急激な高熱、悪寒、背中や腰の鈍い痛み、吐き気が現れた場合は、腎盂腎炎を強く疑う必要があります。放置すると菌が全身に回り敗血症などの命に関わる状態に進行するため、一刻も早い点滴治療や入院加療が求められます。
また、発熱がなくても痛みが長引く場合、クラミジアや淋菌などの性感染症が潜んでいる可能性も見逃せません。女性のクラミジア感染症は自覚症状が乏しい特徴がありますが、放置すると骨盤内腹膜炎や将来の不妊原因にもつながるため、パートナーを含めた精密な検査と治療が不可欠です。