清史郎くんの現在2026!こども店長から実力派俳優へ遂げた劇的進化
彼の原点を振り返る上で欠かせないのが、生後2ヶ月で名門「劇団ひまわり」に登録して始まった子役時代の経歴です。母親が「何か思い出になれば」と応募したことがきっかけでしたが、幼少期から現場で培われたプロ意識は群を抜いていました。
全国区のブレイクを果たしたのは2009年、わずか7歳のときでした。大河ドラマ天地人において、妻夫木聡が演じる主人公・直江兼続の幼少期「与六」役に抜擢された清史郎くんは、母との別れの場面で大粒の涙を流しながら叫びました。
「わしはこんなとこ来とうはなかった!」
この魂を揺さぶる名台詞は日本中の視聴者の涙を誘い、流行語大賞の候補になるほどの大反響を呼びました。単に台本を読んでいるのではない、役の魂そのものが乗り移ったかのような慟哭は、天才子役の登場を鮮烈に印象づけたのです。
同年にスタートしたトヨタ自動車のCMキャラクターこども店長でその人気は社会現象へと発展します。赤いブレザーに身を包み、人差し指を立てて車の魅力を語る姿は世代を超えて愛され、同年の新語・流行語大賞トップテンに選出。さらにはシングル『かつおぶしだよ人生は』で歌手デビューを飾り、NHK紅白歌合戦の企画コーナーにも出場するなど、まさに2000年代末の日本を象徴するアイコンとなりました。