慶応大学と慶應義塾大学の違いとは?実は同じ?表記の真相と履歴書マナー
Q1:履歴書に「慶應大学」と書いてしまいました。合否に致命的な影響はありますか?
A1:致命的な不合格理由に直結することは稀ですが、厳密には「慶應義塾大学」が正式名称であるため、記入ルール上の軽微なミスと見なされます。もし提出前であれば、必ず「慶應義塾大学」と正式名称で修正してください。
Q2:新聞やテレビなどのマスコミが頑なに「慶応」と表記するのはなぜですか?
A2:大手報道各社が遵守している「新聞用字用語基準」において、常用漢字表にない旧字体(應)を避け、新字体(応)を使用する取り決めがあるためです。大学側への悪意や軽視ではなく、読者の読みやすさと印刷・組版ルールの統一を目的とした運用です。
Q3:早稲田大学と慶應義塾大学、一般的にはどちらが就職に強いとされていますか?
A3:業界によって得手不得手があります。総合商社、外資系コンサル、メガバンク、大手広告代理店など、組織的な結束とビジネス実務が問われる分野では慶應義塾(三田会)が圧倒的な実績を誇ります。一方、マスコミ記者、法曹、官僚、クリエイティブ分野、地方公務員などでは早稲田大学も極めて強い存在感を放っており、優劣というよりは目指すキャリアの方向性の違いと言えます。
Q4:歴史上、「義塾」がつかない「慶応大学」という別の大学が認可された事実はありますか?
A4:日本の高等教育史において「慶応大学」という名称で文部省(文部科学省)の認可を受けた大学は過去に一度も存在しません。1920年(大正9年)の大学令に基づいて私立大学として最初に認可された際の正式名称も「慶應義塾大学」です。