全身麻酔が効きにくい人の特徴とは?酒の強さの真相と手術中覚醒リスク
Q1:お酒が全く飲めない下戸の体質ですが、全身麻酔が効きすぎて目が覚めなくなる危険はありますか?
A1:お酒が弱い(アルコール脱水素酵素やALDH2の活性が低い)からといって、麻酔薬が致死的に効きすぎることはありません。麻酔科専門医は患者の体格や年齢に合わせて薬の初期量を算定し、BISモニター等で脳波を確認しながら投与速度を常に調整しています。体質に応じた必要最小限の投与量でコントロールされるため、過度な心配は不要です。
Q2:睡眠薬や安定剤を長年飲んでいますが、手術前に飲むのをやめたほうが良いですか?
A2:絶対に自己判断で内服を中止しないでください。急に服用を中断すると、せん妄や不穏、血圧の急上昇、けいれん発作などの「離脱症状」を引き起こし、手術自体が中止になる危険性があります。術前問診でお薬手帳を提示し、手術当日の朝まで内服を継続すべきか麻酔科医の指示に厳密に従ってください。
Q3:術中覚醒を経験したという話を聞きますが、もし途中で目が覚めたら痛みを感じるのですか?
A3:術中覚醒のすべてが痛みを伴うわけではありません。全身麻酔では「鎮静薬(意識を眠らせる薬)」と「鎮痛薬(痛み神経を遮断する医療用麻薬等)」を別々に投与しています。万が一、麻酔深度が浅くなって周囲の機械音や医師の声がぼんやり聞こえるような覚醒が生じたとしても、強力な鎮痛管理が効いていれば激痛を感じることは稀です。また、現代の手術では異常を感知した段階で即座に追加投薬が行われます。 (出典: 全身 麻酔 効き にくい 人 特徴(Yahoo!ニュース))