全て遠き理想郷の真相|士郎に宿る奇跡と五大魔法を超える圧倒的な力の秘密
本宝具の正式名称は、漢字表記で「全て遠き理想郷」、ルビ(読み方)として「アヴァロン」と読まれます。英語表記では「Avalon: The Everdistant Utopia」と定義され、アルトリア・ペンドラゴンが携える宝具「約束された勝利の剣(エクスカリバー)」の真の鞘にあたる至宝です。
元ネタは、ケルト神話および中世ヨーロッパのアーサー王伝説に登場する伝説の孤島「アヴァロン(リンゴの島)」です。伝承におけるアヴァロンは、致命傷を負ったアーサー王が傷を癒やすために妖精郷の船に乗って渡った彼岸の地。伝承通り、作中でも「妖精たちが作り上げ、アーサー王を匿った安息の楽園」そのものが概念武装へと昇華された構造を持ちます。
設定資料集『Fate/complete material III』の解説によると、本宝具の本質は「所持者を妖精郷へと転移・隔絶させる」点にあります。物理的な装甲や魔術障壁で攻撃を受け止めるのではなく、「対象が存在する次元そのものを地獄のような現世から切り離す」という哲学的かつ絶対的な概念遮断こそが、この宝具に冠された「全て遠き」という名前の由来です。