公立と私立の違い、実は学費だけじゃない?保護者が知るべき5つの真相
教育現場やSNS、保護者コミュニティでの取材から見えてくるのは、パンフレット上の数値には表れない「日々の学校生活のリアル」です。
私立中学受験の理由として上位に挙がるのは、「高校受験を回避して部活や探究活動に打ち込ませたい」「荒れた教育環境を避け、価値観の近い仲間と過ごさせたい」という声です。私立校では教員異動の有無に関して「定年まで在籍する専任教員」が多く、進路指導のノウハウが校内に蓄積されているだけでなく、卒業後も恩師を訪ねられる安心感があります。
しかし、見落とせないのが塾通いの必要性です。「私立に入れば面倒見が良いので塾いらず」という宣伝文句を耳にしますが、現場の生徒からは「進度が速すぎて学校の授業についていけず、補習塾に通っている」「難関国立を目指す上位層は高2から大手予備校とダブルスクール状態」という声も少なくありません。反対に公立高校では、学校の補習体制に限界があるため、高1・高2段階からの予備校通いが常態化しているケースも見られます。
また、校則と校風の違いも学校生活の満足度を左右します。私立校は伝統を重んじる厳格な規律指導を行う学校がある一方、公立高校(特に進学校)は「自主自律」を掲げて私服通学や髪型自由を認める学校が多く、子どものパーソナリティとの相性検証が欠かせません。