日本三大名園はなぜ選ばれた?雪月花の真相と見どころ徹底比較
岡山藩2代藩主・池田綱政によって築かれた岡山後楽園は、広大な芝生と曲水(水路)、池が織りなす開放感抜群の大名庭園です。中国の古典『岳陽楼記』にある「天下の憂いに先じて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」という為政者の心構えから命名されました。
園内の中心的な見どころが、藩主の居間として使われた後楽園の延養亭(えんようてい)です。延養亭から眺める景色は、庭園内の沢の池や唯心山だけでなく、背後にそびえる岡山城や周囲の山々までも計算尽くで取り込んだ「借景(しゃっけい)」の傑作。夜間特別開園イベントでは、水面に映る月とライトアップされた緑のコントラストが息をのむ美しさを生み出します。