日大通信は働きながら卒業可能?学費・難易度と評判の真実【2026】
入学を検討する方が最も直面する不安が「本当に入学しても卒業できるのか」という卒業難易度の問題です。ネット上では「日大通信は卒業率が10%台で無理ゲー」といった過激な書き込みも見られますが、実態はどうなのでしょうか。
文部科学省の学校基本調査などを基にした分析によると、日本の伝統的な通信制大学全体の平均卒業率は概ね15%〜25%前後で推移しています。日本大学通信教育部も公式に単独の確定卒業率を通年で誇示しているわけではありませんが、関係者の分析や同窓会データから見ても、標準修業年限(4年間)での卒業率は概ね15%〜20%台と推計されます。
数字だけを見ると極端に低く感じられますが、この背景には明確な構造的理由があります。通信制大学は書類選考中心で入学間口が広いため、「目的意識が曖昧なまま入学した層」や「教員免許などの特定科目のみを目的とした科目等履修生」「仕事の多忙化で一時休学・フェードアウトした層」が母数に多く含まれるためです。最初から「正規の4年卒業」を強く志向し、計画的に動いている層に限れば、実質的な完走率は格段に上がります。
卒業への最大の関門となるのが日大通信の単位修得試験とリポート作成です。単位取得は基本的に「2単位あたり2,000字程度のリポート課題提出・合格」と「年4回実施される単位修得試験の合格」がセットになっています。リポートは担当教員による厳格な添削指導が行われ、論理構成や参考文献の引用ルールが不十分だと再提出(不合格)になるケースも少なくありません。日大通信の難易度は、入試の偏差値ではなく「自立した学習管理と学術論文の作成作法」にこそ存在します。