日光いろは坂ライブカメラ最新映像!渋滞と凍結・通行規制の完全対策
ネット上の観光掲示板やSNSでは、いろは坂に関して「事実とは異なる危険な俗説」がいくつか流布しています。安全な走行を守るために、これらの誤解を論理的に是正します。
第一の誤解は、「第2いろは坂(上り)は片側2車線の一方通行だから、遅い車がいても容易に追い越せる」という思い込みです。確かに構造上は完全一方通行の2車線区間ですが、ヘアピンカーブの急旋回部では大型バスやトラックが内輪差・オーバーハングを避けるために2車線をいっぱいに使って曲がらざるを得ません。カーブ進入時に右車線から無理な追い越しをかけようとして大型車と接触、あるいは進路を塞がれて立ち往生する事故が定期的に発生しています。カーブ手前での追い越しは厳禁であり、2車線が機能するのは直線区間に限られるというのが実際の走行ルールです。
第二の誤解は、「タイヤチェーンを持っていれば、ノーマルタイヤでも冬季通行可能である」という慢心です。制度上、チェーン規制時に金属または布製チェーンを駆動輪に装着していれば検問を通過できるケースはありますが、急勾配かつ不規則なヘアピンが連続するいろは坂では、非駆動輪の横滑りを防ぐことが極めて困難です。前輪駆動(FF)車の後輪、あるいは後輪駆動(FR)車の前輪がスリップして制御不能となり、ガードレールへ衝突する事故の大半は、この「駆動輪チェーンのみのノーマルタイヤ車」によって引き起こされています。
第三の誤解は、「紅葉渋滞のピークは11月上旬である」という単純化された時期の認識です。標高差が400メートル以上ある奥日光エリアでは、紅葉の前線が10月上旬の竜頭の滝や湯ノ湖周辺から始まり、10月中旬に中禅寺湖畔、10月下旬にいろは坂の上部、11月上旬に坂の下部へと下りてきます。したがって、いろは坂紅葉混雑情報を調べる際は、単に「日光の紅葉」と一括りにせず、自分自身がどの標高の景色を目指すのかによってピーク日を逆算しなければ、見頃のズレと大渋滞のダブルパンチを受けることになります。