リップクリームで皮むけが悪化する真相と皮膚科医直伝の正しい治し方を徹底追究! 読者が気になる 情報と解説を凝縮して配信します。
唇の荒れを素早く鎮めるためには、製品の「法的区分」と「配合目的」を正確に理解し、現在の唇のコンディションに応じた適切なアイテムを選択しなければなりません。
製品区分主な代表成分・製品例適した症状・目的編集部の見解・注意点第3類医薬品アラントイン、グリチルレチン酸、ビタミンE・B6(モアリップ等)皮むけ、ひび割れ、口唇炎、口角炎の治療「治療」を目的とした医薬品。症状が治まったら常用せず保湿剤へ移行すべき。高純度白色ワセリン白色ワセリン、プロペト、サンホワイト重度の敏感肌、アレルギー発症時の保護、水分蒸発遮断添加物ゼロで刺激性が極小。自己治癒力を妨げず外的刺激を遮断する最強の保護膜。医薬部外品(薬用)消炎成分(グリチルレチン酸ステアリル)、トコフェロール、メントール等日常的な荒れ予防、軽度のカサつき防止あくまで「予防」用。炎症悪化時にメントール入り等を使うと激しい刺激になるリスクあり。化粧品リップヒアルロン酸、植物オイル、着色料、パール剤、合成香料健常時のツヤ出し、メイクアップ、軽い保湿皮むけ発生時は即座に使用を中断すべき。成分数が多くアレルゲン特定が困難。
市販の医薬品リップとして知名度の高い「モアリップ」などは、抗炎症成分のアラントインや組織修復を助けるパンテノールが高濃度で配合されており、口唇炎の急性期において非常に優れた治癒効果を発揮します。ただし、これらはあくまで「治療薬」であり、常用する保湿クリームではないという認識が不可欠です。
山口 彩花
写真家・フォトエディター
グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。