郷ひろみ「ゴールドフィンガー」誕生秘話と原曲の違いを徹底解説!

郷ひろみ「ゴールドフィンガー」誕生秘話と原曲の違いを徹底解説!の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

1999年の音楽シーンは、CDバブルの絶頂期であり、宇多田ヒカルや浜崎あゆみといった新世代の歌姫たちが台頭する激動の転換期でした。その最中、1999年ヒット曲郷ひろみの代名詞として社会現象を巻き起こしたのが『GOLDFINGER '99』です。

本作のGOLDFINGER '99 原曲は、プエルトリコ出身の世界的スター、リッキー・マーティンが同年3月にリリースしたラテン・ポップの大ヒット曲『Livin' la Vida Loca(リヴィン・ラ・ヴィダ・ロカ)』。GOLDFINGER '99 作曲者(および原曲制作者)は、ボン・ジョヴィやエアロスミスの名曲を手掛けた世界的ヒットメーカーのデズモンド・チャイルド(Desmond Child)とロビ・ロサ(Robi Rosa)です。

当時、ソニー・ミュージックの制作陣は「40代を迎えた郷ひろみの新たな起爆剤」としてこの世界的アンセムに白羽の矢を立てました。しかし、単に原曲を直訳してなぞるだけでは、日本のお茶の間には浸透しないという懸念がありました。そこで起用されたのが、昭和から平成にかけて数々の名曲を手掛けてきた作詞家・康珍化(かん ちんふぁ)氏です。

康氏が生み出した「A CHI CHI A CHI」というフレーズは、原曲のサビにある「Upside, inside out / She's livin' la vida loca」の語感やグルーヴを損なうことなく、日本語のリズムへと大胆に変換した天才的な翻案でした。情熱的なラテンのリズムに、どこかコミカルで誰もが口ずさめるキャッチーさを融合させたことで、子どもから高齢者までを巻き込む爆発的なヒットへと結実したのです。

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