介護療養型医療施設はなぜ廃止?介護医療院との違いと選び方を徹底解説

介護療養型医療施設はなぜ廃止?介護医療院との違いと選び方を徹底解説の背景について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

新設された介護医療院は、単に名前を掛け替えただけの組織ではありません。従来の介護療養型医療施設が持っていた「医療機関(病院)としての機能」に、「住まい・生活施設としての機能」を融合させた点が最大の特徴です。

両者の違いを比較すると、入所者のQOL(生活の質)向上に向けた明確な設計思想が見て取れます。

【居住空間とプライバシーの確保】
旧介護療養型医療施設では1人あたりの床面積が「6.4平方メートル以上」と定められていましたが、介護医療院では「8.0平方メートル以上」への拡張が原則化されました。多床室であっても家具やパーティション等で仕切り、個人のプライベート空間を確保する構造基準が義務付けられています。

【医療行為と看取り体制の継続性】
喀痰吸引、経管栄養(胃ろう・腸ろう)、中心静脈栄養(IVH)、酸素療法、インスリン注射、人工呼吸器管理などの高度な医療処置への対応力はそのまま維持されています。医師が常駐し、看護師が24時間体制で配置されているため、終末期の看取りまで一貫して施設内で対応できる強みがあります。

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