松平健の息子・大地の現在|大学進学と20歳の素顔、親子の絆を徹底解剖
松平家の歩みを振り返る上で避けて通れないのが、2010年11月に起きた元女優で母の松本友里さん(享年42)の急逝です。当時、大地氏はまだわずか4歳。物心がついたばかりの幼子にとって、最愛の母の喪失がどれほど過酷なものであったかは想像を絶します。
当時50代後半だった松平健は、深い悲しみに暮れる間もなく、愛息を守るために立ち上がりました。舞台やドラマの長期ロケで地方を飛び回る過密日程のなかでも、大地氏に寂しさを感じさせないよう、家事と育児を一手に引き受けるシングルファザー生活を開始したのです。
特に多くの共感を呼んだのが、毎朝5時起きで作った手作り弁当のエピソードです。テレビ特番やインタビューにおいて、松平健は当時の様子を次のように振り返っています。
「どんなに舞台で疲れて帰ってきても、朝起きて息子の弁当を作るのが日課でした。彩りや栄養バランスを考えて、卵焼きや野菜のおかずを詰める。完食して空になった弁当箱を持ち帰ってくれた時が、何より嬉しい瞬間でした」
料理の腕前を磨き、小学校から中学校にかけて毎日欠かさず弁当を持たせ続けたという事実は、多忙なトップスターという看板を脱ぎ捨て、泥臭いまでに息子へ注いだ無償の愛の証明となっています。