ドフラミンゴの若い頃がかっこいい!壮絶な過去と素顔の真相を徹底考察
ドフラミンゴの行動原理の根底には、幼少期に味わった「絶対的な特権からの転落」と「理不尽な暴力」が存在します。彼が生まれ育ったのは、世界貴族が君臨する聖地マリージョア。しかし、父であるドンキホーテ・ホーミング聖が「人間として生きる」という博愛主義的な思想から天竜人の地位を自ら放棄し、一家で下界の北の海(ノースブルー)へ移住したことが悲劇の発端となりました。
天竜人を神と崇めるマリージョアとは打って変わり、下界は天竜人から長年搾取と虐殺を受け続けてきた一般民衆の憎悪が渦巻く場所でした。「元天竜人」という正体が露見した一家は、民衆から凄惨な私刑(リンチ)を受けることになります。住居を焼き払われ、ゴミ溜めのような粗末な小屋で飢えに苦しみ、母は過酷な環境に耐えかねて病死。ドフラミンゴと弟ロシナンテ、そして父の3人は民衆によって磔にされ、無数の矢や拷問の炎に晒されるという、当時わずか8〜9歳の子供には到底耐え難い地獄を経験しました。
この極限状態の中でドフラミンゴは「覇王色の覇気」を突発的に覚醒させ、周囲の群衆を威圧して気絶させます。しかし、彼の中で燃え盛る怒りは民衆だけでなく、すべての元凶となった父へと向けられました。10歳になったドフラミンゴは、隠し持っていた拳銃で実の父ホーミング聖の後頭部を撃ち抜き殺害。その首を携えてマリージョアへ帰還を試みたものの、天竜人たちからは「裏切り者の一族」として蔑まれ、門前払いを食らうことになります。この瞬間、彼は「神の世界」と「人間の世界」の双方を徹底的に破壊することを誓う絶対の悪魔となったのです。