ドニー・イェン主演『スーパー・ティーチャー 熱血格闘』評判と見どころ
物語の舞台は、生徒の学力低下と非行によって廃校の危機に瀕している香港の徳智中学(タック・タック高校)。そこへ新米教師として赴任してきたのが、かつて同校の問題児であり、アメリカ海兵隊の特殊部隊に身を投じていた過去を持つ陳俠(チャン・シャ/演:ドニー・イェン)です。彼が担任を任されたのは、学校中から見放された最も素行の悪い問題児が集まる「6年B組」でした。
生徒たちは新任教師を追い出そうと、教室に様々な罠を仕掛けますが、戦場を生き抜いてきたチャン先生には一切通用しません。彼は生徒を力でねじ伏せるのではなく、一人ひとりが抱える過酷な家庭環境や心の内面に目を向けていきます。アルコール依存症の父親に苦しむ双子の兄弟、人種差別的な偏見に晒されながら歌手を夢見るパキスタン系少年、男尊女卑の家庭でレーサーを目指す少女など、生徒たちはそれぞれ社会の歪みの中で居場所を失っていました。
チャン先生は型破りな課外授業や対話を通じて彼らの心を開き、学習意欲と希望を取り戻させていきます。しかし、学校の敷地買収を画策する悪質な不動産シンジケートが暗躍。裏社会の魔の手が生徒たちに迫ったとき、チャン先生は教え子と母校を守るため、封印していた戦士としての本能を解放し、巨大な悪に立ち向かいます。