柿の木を「庭に植えるな」は本当?実が落ちる原因とプロが教える剪定術
Q1:柿の実が1年おきにしか成らない(隔年結果)のを直すには?
A1:実が多くつきすぎる「表年」に、徹底した摘果を行って着果量を制限してください。葉20枚に対して実を1個残す割合まで間引くことで、木に十分な貯蔵養分が残り、翌年の「裏年」でも充実した花芽が形成されるようになります。
Q2:甘柿の木を買って植えたのに、収穫した実を食べたら渋かったのはなぜですか?
A2:不完全甘柿の品種で受粉が不十分だった場合や、完全甘柿であっても夏の低温・日照不足など気象条件によって渋(可溶性タンニン)が抜けきらなかった可能性があります。また、台木(渋柿)から伸びた枝を育ててしまっているケースもあるため、接ぎ木部より上から出ている枝か確認してください。
Q3:樹齢数十年の巨大な柿の木をコンパクトに小さくできますか?
A3:可能です。ただし一度にすべての太枝を切り落とすと木が枯死したり徒長枝だらけになるため、2〜3年かけて段階的に太枝を切り戻す「骨格更新剪定」を行います。剪定は必ず厳寒期を避けた1月〜2月中旬の休眠期に行い、太い切り口には癒合剤を塗布して腐朽を防いでください。
Q4:狭い庭やベランダでも柿を育てる方法はありますか?
A4:8〜10号以上の大型スリット鉢を用いた「鉢植え栽培」が適しています。鉢植えであれば根の広がりが制限されるため、樹高を1.2〜1.5m前後にコンパクトに抑えられます。水切れに注意し、2〜3年に1回の頻度で冬に根を整理して植え替えることで、数個〜十数個の高品質な実を毎年収穫できます。