謎多き公安警察の実態とは?刑事との違いや極秘任務の真相を徹底解剖

謎多き公安警察の実態とは?刑事との違いや極秘任務の真相を徹底解剖に関する疑問を丁寧にまとめました。専門的な情報をご覧ください。

全国の警察組織は都道府県ごとに独立した自治体警察制をとっていますが、公安部門に限っては警察庁警備局の組織図を頂点とした強力な中央集権的コントロールを受けています。これは戦前の特高警察廃止後、全国規模で暗躍する過激派や外国勢力に対抗するため、事実上の単一指揮系統が敷かれているためです。

警察庁警備局の内部には、警備企画課、公安課、警備課、外事情報部(外事課・国際テロリズム対策課など)が配置されています。警察庁内部のトップエリートであるキャリア官僚が方針を定め、全国約29万人の警察職員のうち、公安・警備担当の専従要員約2万3000人に指令を出しています。

実動部隊として圧倒的な規模を誇るのが、東京都を管轄する警視庁公安部です。全国で唯一「部」として独立しており、所属員は1000人を超えます。その内訳は以下の通り専門分化されています。

  • 公安総務課:公安部門全体の総括、人事、予算管理、極秘情報の管理。
  • 公安第一課:極左暴力集団(過激派)の調査・取締り。
  • 公安第二課:日本共産党関連、労働運動、革新陣営の動向把握。
  • 公安第三課:右翼団体、民族派団体の調査・違法事犯の取締り。
  • 公安第四課:不特定多数が関わる特定事案や各種カルト・宗教団体対策。
  • 外事第一課〜第四課:ロシア、中国、北朝鮮、中東等によるスパイ活動および国際テロリズム対策。

関連記事