サニブラウン破った五十幡亮汰の現在!怪我克服と侍ジャパンの真価
五十幡亮汰というアスリートを語る上で避けて通れないのが、中学時代に刻んだ伝説的な記録です。埼玉県行田市立長野中学校時代、全日本中学校陸上競技選手権大会(全中)の男子100メートル走および200メートル走において、後に世界陸上メダリストとなるサニブラウン・アブデル・ハキーム選手に競り勝ち、全国2冠を達成しました。
当時、陸上界の強豪高校から数々のスカウトが殺到したものの、五十幡選手が選んだのは幼少期からの夢であった野球の道でした。佐野日本大学高等学校(佐野日大)へ進学すると、1年春から俊足を武器にレギュラーを奪取し、選抜高等学校野球大会(甲子園)ベスト4進出に貢献。中央大学進学後も東都大学野球リーグで通算100安打・ベストナインを獲得するなど、単なる「陸上上がりの俊足」ではなく「野球選手としての高い技術」を証明し続けました。
公式測定での50メートル走タイムは5秒6、一塁到達タイムは驚異の3秒5台を叩き出します。右投左打の俊足打者において、NPBトップクラスとされる3秒70台を優に凌駕するトップスピードと、スタートからトップギアに入る爆発的な加速力は、プロのスカウト陣を驚愕させ、2020年ドラフト2位での日本ハム入団へと結びつきました。