セブン伝説のじゃがまるくんはなぜ消えた?販売終了の真相と復刻の行方
「じゃがまるくん」が初めて全国のセブン-イレブンに登場したのは、元号が昭和から平成へと移り変わった1989年(平成元年)のことです。当時の中華まんケースといえば肉まん、あんまん、ピザまんが定番でしたが、そこに彗星のごとく現れた新感覚の蒸しスナックがこの商品でした。
最大の特徴は、一般的な小麦粉の皮とは一線を画すじゃがまるくんの中身と具材の構成にありました。外側は裏ごししたジャガイモとタピオカ粉などのデンプンを練り合わせた特製ポテト生地で、蒸し上げることで「ホクホク感」と「お餅のような強い弾力」を両立。中には豚ひき肉、タケノコ、椎茸などを醤油と生姜ベースで甘辛く炒めたジューシーな中華餡がぎっしりと包まれていました。
片手で手軽に食べられる小ぶりなサイズ感でありながら、1個あたりのカロリーは約160kcal〜180kcal前後と程よい満足感があり、部活帰りの学生から仕事中のサラリーマンまで幅広い層の胃袋を掴みました。発売直後から爆発的なヒットを記録し、レジ横スチーマーの売れ筋上位を長期間にわたって独占することになります。