東京ベイプラザホテル閉館の真相と跡地の今|心霊の噂や倒産を検証
閉館から一定の期間が経過した現在、木更津市潮見 ホテル跡地の状況はどうなっているのでしょうか。現地調査を行うと、かつてランドマークとして君臨した巨大な構造物はすでに解体が進み、安全確保と敷地整理のフェーズへと移行しています。
閉館直後は、権利関係の複雑さや巨額の解体費用がネックとなり、放置された建物の「特定空家」化や防犯上のリスクが市議会でも議論の対象となっていました。しかし、周辺エリアでは木更津市が進める「鳥居崎海浜公園パークベイプロジェクト」など、東京湾岸の親水空間を活用した再開発が大きく前進。民間資本の参入や行政の景観誘導策が後押しとなり、長らく放置されていた廃墟問題は解消へと大きく前進しました。
ネット検索で頻繁に見受けられる「営業再開」というワードですが、東京ベイプラザホテルとしての再開は物理的にも法規的にも完全に否定されています。耐震基準の適合問題、配管や電気系統の全損状態を考慮すれば、改修費用は新築費用を上回る規模に達するためです。敷地は更地化されたのち、木更津港湾計画のマスタープランに即した新たな商業施設、あるいは観光・交流施設、防災機能を備えた低層複合エリアとしての利活用が有力視されています。