シェイクスピア四大悲劇の真相|ロミジュリ除外の理由と名作解剖
Q1:四大悲劇の中で初心者が最初に読むべきおすすめの作品は何ですか?
A1:ストーリー展開のスピーディさと分かりやすさを重視するなら『マクベス』が最もおすすめです。全4作のなかで最も戯曲の分量が短く、魔女の予言から破滅へとノンストップで突き進むため、現代のサスペンス映画を見る感覚で一気に読み通せます。
Q2:「五大悲劇」と呼ばれる場合の5作目はどの作品ですか?
A2:一般的には、四大悲劇に古代エジプトの女王とローマの武将の壮大な愛憎劇を描いた『アントニーとクレオパトラ』を加えるのが通説です。また、日本国内や一部の入門書では、知名度の高さから『ロミオとジュリエット』を便宜上5作目に数えるケースも見られます。
Q3:四大悲劇を読む際、どの日本語翻訳を選ぶのが良いでしょうか?
A3:格調高い名調子と日本語としての美しさを味わいたいなら福田恆存訳(新潮文庫)、現代的でテンポの良いリズム感を重視するなら松岡和子訳(ちくま文庫)や河合祥一郎訳(角川文庫)が最適です。舞台で実際に発語されることを想定した近年の翻訳は、古典の硬さを感じさせず非常に読みやすくなっています。