身勝手な相手を痛快撃退!スキマ時間で読めるバズり話題作の裏側
「痛快スカッと」という体験を国民的エンターテインメントに押し上げた立役者といえば、かつてフジテレビ系列で放送され、ウッチャンナンチャンの内村光良が司会を務めた『痛快TV スカッとジャパン』だろう。再現ドラマ形式で身近な悪役を成敗するスタイルは、世代を超えて多くの視聴者を魅了した。バラエティ番組の枠組みでありながら、質の高い痛快コメディ・ドラマとして毎週お茶の間に爽快感を届けていた記憶は根強い。
しかし、メディアの主戦場はテレビからデジタルプラットフォームへと急速に移行した。現在、その遺伝子を継承し発展させているのが『TikTok』や『YouTube』で配信される縦型のショートドラマだ。1話数十秒から3分程度の短尺動画でありながら、登場人物の対立からクライマックスの撃退劇までを怒涛のスピードで描写。かつてテレビで楽しんでいた爽快感が、アルゴリズムに乗って個人のスマホ画面へダイレクトに届く構造が出来上がっている。