沈まぬ太陽』モデルの真相!未公開手記が暴く国家の翼と40年目の闇
翻って、私たちが生きる2026年の日本社会はどうだろうか。コンプライアンス遵守が声高に叫ばれ、不祥事を防止するための制度は整えられたように見える。しかし、相次ぐ品質不正や裏金問題、ハラスメントの隠蔽を見るにつけ、組織の「内部告発者」に対する風当たりの強さは本質的に変わっていないのではないか。
正論を吐く者を「空気の読めない異端児」として排除し、イエスマンばかりを優遇する企業体質。『沈まぬ太陽』が告発した昭和の悪しき組織風土は、令和の今も形を変えて生き残っている。だからこそ、組織の論理に流されず、個人の良心に従って行動したモデルたちの姿が、現代の働く人々の胸を強く打つのだ。