事件現場の真実を追う!検視官のリアルな実態と監察医との違いとは
検視官という存在を世に広く知らしめた金字塔といえば、横山秀夫の警察小説を原作とし、テレビ朝日系列で映像化された『臨場』だろう。内野聖陽が演じた主人公・倉石義男の「俺のとは拾え」という決め台詞は、今なお多くのミステリーファンの記憶に刻まれている。
現在でもNetflixなどの動画配信サービスで根強い人気を誇るこの刑事ミステリードラマだが、劇中で描かれた検視官の執念は決してフィクションの誇張ではない。実際の現場でも、遺体が発する「言葉なき声」をいかに正確に拾い集めるかが事件解決の鍵となる。現場の検視官たちは倉石義男さながらの強い責任感をもって、物言わぬ遺体の無念を晴らすために日々凄惨な現場へと足を踏み入れているのだ。