【真相】『魔女の宅急便』舞台モデルは実在する?歴代キャストも徹底解説
国内で「魔女の宅急便の聖地」として圧倒的な知名度を誇るのが、瀬戸内海に浮かぶ香川県・小豆島です。「小豆島オリーブ公園」の白いギリシャ風車を背景に、無料貸出されている魔法のほうきにまたがってジャンプする記念写真は、SNS上でも定番の光景となりました。しかし、ここには長年囁かれがちな大きな誤解が存在します。
結論から言えば、小豆島はアニメーション映画版のモデル地ではありません。この地が舞台となったのは、2014年に公開された清水崇監督、小芝風花主演による「実写映画版『魔女の宅急便』」の公式ロケ地です。オリーブ公園内にあるハーブショップ「コリコ」は、実写映画の撮影で実際に使用されたパン屋「グーチョキパン屋」のロケセットをそのまま移設・再活用した施設であり、アニメの再現施設ではない点に留意する必要があります。
アニメの忠実な再現を国内で体感したい愛好家の視線は、2024年3月に愛知県長久手市のジブリパーク内に開園した新エリア「魔女の谷」へとシフトしています。ここには細部に至るまでアニメの設定画を立体化したオキノ邸やグーチョキパン屋が鎮座しており、瀬戸内海の風土美を味わう小豆島と、造形美の極致を体感するジブリパークという、目的別の巡礼ルートが完全に定着しました。