しまね海洋館アクアス徹底解剖!バブルリングの真相と料金混雑を現地取材
アクアスの代名詞とも言えるのが、シロイルカが口から空気の輪を吹き出すアクアス幸せのバブルリング真相です。テレビCMやメディアで「見ると幸せになれる」と拡散されたこのパフォーマンスですが、実は人間の厳しい訓練によって強制された芸ではありません。飼育記録によると、開館初期に飼育されていた個体が、水槽内の排水口から吹き出る泡に興味を示し、自ら口に空気を溜めてリング状に吐き出す「遊び」を始めたことがすべての発端でした。
飼育員がその自発的な行動に気づき、笛(クリッカー)とご褒美の魚を使って「合図に合わせて出す」形へとポジティブ・レインフォースメント(陽性強化法)で定着させたのが現在のパフォーマンスです。強制訓練ではなく、高い知能を持つシロイルカ自身が知的好奇心から生み出したオリジナル行動であったという事実は、動物福祉(アニマルウェルフェア)の観点からも高く評価されています。
現在のパフォーマンスは単なるバブルリングにとどまりません。頭部の噴気孔(頭上の呼吸孔)から出す「幸せの魔法 マジックリング」や、ダイバーと呼吸を合わせて生み出す「ミラクルリング」など、技術的な進化を遂げています。観覧エリアではリングが放たれるたびに大きなどよめきが起き、その瞬間をカメラに収めようとする人々で満席となります。