手足口病とヘルパンギーナの違いは?症状と見分け方を徹底比較
両疾患ともに原因となる病原体は、ピコルナウイルス科に属するコクサッキーウイルス(A群、B群)やエンテロウイルス(71型など)です。同じウイルスグループが関与しているものの、原因となるウイルスの「型」によって引き起こされる症状が異なります。
手足口病の潜伏期間は3〜5日程度、ヘルパンギーナの潜伏期間は2〜4日程度とされています。主な感染経路は以下の3つです。
- 飛沫感染:感染者の咳やくしゃみ、会話時のしぶきを吸い込むことによる感染
- 接触感染:水疱の浸出液やウイルスが付着したドアノブ、おもちゃに触れた手を介した感染
- 糞口感染:便の中に排出されたウイルスが手指を介して口に入る感染(オムツ交換時など)
注意したいのは、解熱後や発疹が治まった後も、便からは2〜4週間にわたってウイルスが排泄され続けるという点です。症状が落ち着いたからと油断せず、トイレ後やオムツ替えの際の手洗いを継続することが二次感染防止に直結します。