思春期に急増する特発性側弯症の真相|原因や装具・手術基準を徹底解説

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側弯症全体の約8割を占めるのが、明確な単一の基礎疾患がないにもかかわらず背骨が捻れながら弯曲していく「特発性側弯症」です。発症時期によって乳幼児期、学童期、思春期に分類されますが、全体の大部分を占めるのが10歳以降の急激な身長の伸びとともに顕在化する思春期特発性側弯症です。特に女子の発症率は男子の数倍に達します。

「ゲームのしすぎで姿勢が悪いから」「重いランドセルを片側だけで持っていたから」と自責の念を抱く親御さんは多いですが、特発性側弯症の原因は生活態度や姿勢の癖ではありません。近年のゲノム解析や分子生物学の研究により、複数の感受性遺伝子、骨代謝異常、ホルモンバランス、平衡機能の微細なアンバランスなどが複雑に関与して引き起こされることが解明されています。本人の怠慢や親の育て方の問題ではないことを、まず正しく理解しておく必要があります。

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