2024年はいつから寒くなった?秋服・コートの出番と気温推移を徹底解説
2024年の秋を象徴したのは、気象観測史上でも類を見ない「記録的残暑の長期化」でした。気象庁の公式発表資料によると、9月に入っても日本列島周辺の海水温が極めて高く、太平洋高気圧の勢力が衰えなかった影響で、東京都心でも9月中旬から下旬にかけて30度以上の真夏日が連日記録されました。
例年であれば9月下旬から10月上旬にかけて訪れる冬の訪れ時期への足音が大きくずれ込み、全国的に「いつから寒くなるのか」という疑問と焦りが広がりました。実際の東京の気温推移を詳細に分析すると、明確な季節の転換点が訪れたのは10月19日から20日にかけて通過した寒冷前線のタイミングでした。この前線通過を境に、最高気温が30度近かった気候から一気に20度を下回る日が出現し、体感的な残暑がようやく終息を迎えました。
しかし、そこから緩やかに秋が深まったわけではありません。気象庁の気象庁3か月予報でも示されていた通り、11月前半までは平年より高めの気温が維持され、11月中旬から下旬にかけて北日本を中心に強い寒気が断続的に南下したことで、列島は一気に初冬の寒冷環境へと突入しました。