ソーダとサイダーの違い、実は知らなかった3つの真相を徹底解説
飲料業界における規格という視点からも、両者の違いは明確に定義されています。かつて制定されていたサイダーのJAS規格(日本農林規格)では、「炭酸飲料に糖類及び酸味料、香料等を加えたもの」として厳格な基準が設けられていました。
現在、農林水産省の基準や業界の品質表示ルールにおけるソフトドリンクの分類では、主に以下の3階層で整理されています。
・炭酸水(プレーンソーダ):水に炭酸ガスのみを圧入したもの。
・フレーバー炭酸水:無糖炭酸水に天然果皮香料のみを微量添加したもの(カロリーゼロ)。
・炭酸飲料(サイダー等):糖類や果汁、酸味料を加え、嗜好飲料として調合したもの。
日本を代表するロングセラーである三ツ矢サイダーの原材料を確認すると、「砂糖類(果糖ぶどう糖液糖(国内製造)、砂糖)/炭酸、酸味料、香料」と明記されています。ミネラルを適度に残した磨かれた水に、糖分と爽やかな酸味・香りを絶妙なバランスで配合していることが分かります。
対して、一般的なクラブソーダや炭酸水の成分表示は「水/炭酸」または「水、二酸化炭素、炭酸水素ナトリウム、塩化カルシウム」などのミネラル調整分のみであり、糖質は一切含まれていません。