スマホを水に落とした時の正しい対処法|基板を守る応急処置と絶対Ng行動
事故直後の初動において、いかに「通電を遮断し、毛細管現象による水分の拡散を防ぐか」が生死を分けます。現場検証に基づく正しいスマホ水没 応急処置 復活手順を順を追って解説します。
ステップ1:水から引き揚げ、即座に電源を切る
画面が点灯している場合は、迷わず長押しで電源をオフにします。タッチパネルが暴走して操作を受け付けない場合は、各機種の「強制再起動・強制終了コマンド(音量ボタンと電源ボタンの同時長押し等)」を用いて強制的にシャットダウンしてください。
ステップ2:ケース・アクセサリー・SIMトレイをすべて外す
スマホカバーや保護ケースの内側には大量の水が滞留しています。即座に取り外し、SIMピンを使ってSIMカードスロット(およびmicroSDトレイ)を引き抜いてください。トレイを外すことで内部の密閉状態が解除され、空気の逃げ道が確保されます。SIMカード自体も抜き取り、水分を優しく拭き取って保管します。
ステップ3:外装の水分をタオル等で吸い取る
糸くずの出にくいタオルやマイクロファイバークロス、吸水性の高いキッチンペーパーを使い、本体表面の水分を押し当てるようにして吸い取ります。充電ポートやスピーカーの隙間は、ティッシュのこよりや綿棒の先端を軽くあてて水分を吸着させます。このとき、内部を強く突いたり掻き回したりしてはいけません。
ステップ4:スマホ トイレに落とした 消毒の安全な手順
トイレの水没は衛生面での不安が残りますが、水道水で丸洗いすることは浸水リスクを跳ね上げます。外装の水分を拭き取った後、アルコール濃度70〜80%のエタノールを含ませた除菌シートや布で、本体の表面を優しく拭き上げてください。端子部やスロット内部へ液体スプレーを直接吹きかける行為は厳禁です。
ステップ5:密閉容器+シリカゲル乾燥剤で24〜48時間静置する
ジップロックなどの密閉袋に、カメラ用や食品用の「強力シリカゲル(乾燥剤)」を大量に入れ、その中にスマートフォンを平らな状態で静置します。直射日光の当たらない風通しの良い室温(20〜25℃)環境で、最低でも24時間、できれば48時間以上動かさずに乾燥させます。
なお、ネット上で話題になるスマホ水没 スピーカー 水抜き音(特定周波数の音波振動でスピーカーグリルから水滴を弾き出すアプリや動画)は、軽度の水濡れで外側の膜に水滴が張っている場合にのみ一定の効果を発揮します。内部基板に浸水している重症状態でスピーカーを大音量で鳴らすと、内部ショートを引き起こす引き金となるため、水没直後の使用は推奨されません。