唐辛子はなぜ辛い?種ではなくワタが原因!消火法と世界基準ランキング

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唐辛子の辛さを客観的に比較する指標として世界共通で用いられているのが、アメリカの化学者ウィルバー・スコヴィルが考案した「スコヴィル値(SHU: Scoville Heat Units)」です。元々は辛味が感じられなくなるまで砂糖水で何倍に希釈したかという官能検査でしたが、現在は高速液体クロマトグラフィー(HPLC)によってカプサイシン濃度を正確に測定し換算しています。

日本でおなじみの鷹の爪から、兵器級の破壊力を持つ海外のスーパーホット唐辛子、そして世界記録を更新した最新の怪物品種まで、その辛さの格差を一覧データで検証します。

品種名・名称スコヴィル値(SHU)原産・特徴編集部の見解・辛さレベルピーマン / パプリカ0 SHUナス科トウガラシ属(辛味遺伝子欠損)辛味なし。甘味とうま味のみ。タバスコソース約2,500 〜 5,000 SHUタバスコペッパー加工調味料日常的なアクセント刺激。鷹の爪(日本)約40,000 〜 50,000 SHU日本の代表的な乾燥唐辛子日本人が一般的に感じる「標準的な辛口」。ハバネロ約100,000 〜 350,000 SHUメキシコ・ユカタン半島原産鷹の爪の約3〜8倍。フルーティーだが激痛を伴う。ブート・ジョロキア約1,000,000 SHUインド北東部原産(幽霊の唐辛子)100万の大台。軍事用催涙スプレーの原料にも採用。キャロライナ・リーパー約1,640,000 〜 2,200,000 SHUアメリカ・サウスカロライナ州開発長年ギネス王座に君臨した死神(Reaper)の名を持つ劇薬級。ペッパーX(世界一)平均2,693,000 SHUエド・カリー氏育成・ギネス世界記録認定現行ギネス世界一。鷹の爪の約60倍に達する異次元の猛毒級刺激。

数値を比較すると明らかなように、私たちが普段「辛い」と感じている鷹の爪と、海外の激辛品種との間には天と地ほどの開きがあります。特にギネス認定されたペッパーXは、護身用催涙スプレー(約200万SHU)を凌駕する数値を叩き出しており、素手で触れることすら危険なレベルに達しています。

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