台湾・九份は千と千尋のモデルではない?宮崎駿監督が否定した真相

台湾・九份は千と千尋のモデルではない?宮崎駿監督が否定した真相についての疑問解決ガイドをお届けします。

では、湯婆婆が経営する巨大な湯屋「油屋」や、神々が集う街並みはどこからインスピレーションを得て描かれたのでしょうか。スタジオジブリが公式に明かしている「大いに参考にした場所」は、主に日本国内に点在しています。

スタジオジブリの公式発表や宮崎監督の証言で挙げられている代表的な場所は以下の通りです。

1. 江戸東京たてもの園(東京都小金井市)
宮崎監督が足繁く通い、ジブリの社員旅行でも訪れた野外博物館。園内にある木造3階建ての銭湯「子宝湯」や、昔ながらの文房具店「武居三省堂」の壁一面の引き出しは、釜爺が働くボイラー室の明確なイメージソースとして公式に認められています。

2. 道後温泉本館(愛媛県松山市)
油屋の外観の重厚な木造建築様式や屋根の重なり、迷路のような内部構造のヒントになったと公式パンフレット等に明記されています。

3. 目黒雅叙園(東京都目黒区)
油屋内部の豪華絢爛な装飾や、宴会場に描かれた極彩色の壁画・格天井の意匠において強い影響を与えています。

映画に登場する油屋は、単一の建物をそのまま模写したのではなく、宮崎監督の幼少期の記憶や日本古来の様々な擬洋風建築・湯治場文化をパッチワークのように融合させて生み出された架空の建築物です。

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