藤村緋二の現在は?新作『雷雷雷』の評判と圧倒的画力の真相を徹底解説!
藤村緋二の現在を語る上で外せないのが、小学館のWebコミック配信サイト「裏サンデー」およびコミックアプリ「マンガワン」で連載中の最新作『雷雷雷』の存在です。連載開始直後からSNSを中心に爆発的な話題を呼び、単行本は発売即重版を記録するなど、今や掲載媒体の看板タイトルへと成長を遂げました。
本作は、のどかな田舎町に暮らす素朴な中学生・ぴぃたろうと妹のふたばを巡る日常から幕を開けますが、突如として異次元からの侵略者が襲来することで物語は一変します。読者を驚愕させたのは、藤村緋二が提示した前代未聞のビジュアル表現でした。主人公サイドのどこかコミカルで記号的なキャラクター造形に対し、襲来する異星人や兵器群は極めて写実的かつ緻密な3Dグラフィック・超絶デッサンで描写されるという、異なる作画密度が同一コマ内で衝突する前衛的な演出が採用されています。
『神さまの言うとおり』シリーズで見せた緊迫感あふれるサスペンス描写に加え、本作ではSF、コメディ、本格バトルアクションが高次元で融合しており、「作画担当」という枠組みを完全に脱ぎ捨てた総合クリエイターとしての才能が遺憾なく発揮されています。