『ドライブ・マイ・カー』女優・霧島れいかの凄みと最新出演作の全貌
彼女の名を世界中の映画通の記憶に刻みつけた作品といえば、何と言っても濱口竜介監督の金字塔『ドライブ・マイ・カー』だ。村上春樹の短編小説を原作とした本作で、彼女は主人公の舞台演出家・家福(西島秀俊)の妻であり、秘密を抱えたまま突然この世を去る脚本家・音役を演じた。
画面に登場する時間は決して長くはない。しかし、彼女が秘密を囁くように語る物語の妖艶さと儚さは、映画全体の謎と哀愁を決定づける核心となった。米アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞するという快挙を成し遂げた際も、海外メディアは彼女の演技を絶賛。英「ガーディアン」誌や米「ニューヨーク・タイムズ」などの主要メディアは、「観客の心に永遠に留まる神秘的なミューズ」「作品全体に深い影を落とす圧巻の演技」と称え、国境を超えた評価を獲得した。