Tỉ Giá Yen急変の真相|円・ドン為替推移と送金の行方を徹底解剖
現地ベトナムで外為取引の絶対的ベンチマークとなっているのが、国営大手外為銀行であるベトコムバンク(Vietcombank)の公示レートです。ベトコムバンクが毎朝発表する為替レートは、国内の商業銀行や送金業者の基準値となります。
ベトコムバンクが提示する為替レートには、「現金買(Mua tiền mặt)」「電信買(Mua chuyển khoản)」「電信売(Bán chuyển khoản)」の3つの区分が存在します。日本円からベトナムドンへ換算する場合、口座振替を伴う電信買レート(Mua chuyển khoản)が最も有利な数値として適用されるのが通則です。
しかし、ここで注視すべきは銀行公示レートと市場実勢レートの乖離です。ハノイのハチュン通りやホーチミンのベンタイン市場周辺に点在する貴金属店・両替商(いわゆる外貨両替特区)では、銀行窓口よりもわずかに有利な独自レートが提示されるケースが長年見られました。ところが近年、ベトナム政府の外貨管理法(政令88/2019/ND-CP等)に基づく取締まりが格段に厳格化され、無認可両替に対する摘発と罰則が強化されたため、公式銀行や認可フィンテック送金プラットフォームへの回帰が急速に進んでいます。