雪の結晶121種類の全形を徹底解説!気温で変わる驚愕の真相

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気象学的な分類呼称と、古来より日本で親しまれてきた雪結晶の情緒あふれる和名、そしてそれらが生まれる環境条件を比較整理しました。

結晶の形状・タイプ発生時の気温と湿度条件古来の和名・雅称特徴・観察時の見どころ樹枝状六花
(Dendrite)気温:-12℃〜-15℃
湿度:極めて高い(高過飽和)六花(むつのはな)
雪華(せっか)最も対称性が高く美しい花状。肉眼でも結晶の枝分かれがはっきりと確認できる。角柱結晶
(Column)気温:-4℃〜-10℃、-22℃以下
湿度:中程度〜乾燥氷柱(ひょうちゅう)の小結晶小さな六角形の鉛筆のような立体。中空構造(ホロー)を持つ場合がある。針状結晶
(Needle)気温:-4℃〜-6℃
湿度:高い(水蒸気多め)雪針(ゆきばり)極細の繊維状。衣服につくと小さな糸くずのように見え、束(シープ)状にもなる。角板・扇状結晶
(Plate)気温:-1℃〜-3℃、-10℃〜-12℃
湿度:乾燥〜中程度銀盤(ぎんばん)平滑な六角形の板。幾何学的なステップ模様が表面に現れ、光を反射しやすい。雲粒付結晶
(Rimed Crystal)上空の雲層に過冷却水滴が
濃密に充満している環境粉雪・斑雪(はだれゆき)の一部結晶の骨格に無数の水滴が凍り付いた姿。透明感が薄れ、白くざらついた質感になる。

日本には江戸時代、下総古河藩主の土井利位が雪の結晶を顕微鏡で観察・スケッチした『雪華図説』(1832年)という世界屈指の観察記録が存在します。当時の人々は顕微鏡越しに見える神秘的な結晶を「雪華」と呼び、着物の文様(雪花模様)として大流行させました。科学と美意識が融合した和名は、現代の気象分類とも見事な整合性を見せています。

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