手根管症候群を自分で治す方法、医師が明かす本当に効くケア3選
ネット上の不確かな情報を鵜呑みにして自己流の対処を続けると、かえって症状を悪化させる危険があります。手根管症候群においてやってはいけないことを正しく把握しておきましょう。
NG行為1:手首の腫れている部分を力任せに指圧・グリグリ揉むこと
手首の手のひら側(手根管の直上)を強く押すと、すでに締め付けられている正中神経をさらに物理的に押しつぶすことになります。炎症を助長し、激しい痛みを引き起こす最大の引き金です。
NG行為2:痛み止めの湿布だけで放置すること
手根管症候群に対する湿布の効果は、あくまで一時的な消炎鎮痛にとどまります。湿布によって痛みが一時的に引いたからといって手首を酷使し続けると、深部にある正中神経の圧迫自体は進行し、気付いたときには筋肉が麻痺していたという事態に陥ります。
NG行為3:手首を極端に曲げた状態での長時間の固定
就寝中などに手首が内側に曲がった状態(屈曲位)になると、手根管内の圧力は跳ね上がります。手根管症候群用のサポーターや装具を使用する場合は、手首がまっすぐ(中間位〜わずかに反らせた位置)に固定される金属ステー入りの夜間装具を正しく選ぶ必要があります。