『トムとジェリー』タフィーの正体は?ニブルスとの違いや関係性を徹底解説
往年のファンやオールドファンの中には、彼を「ニブルス」と呼ぶ人と「タフィー」と呼ぶ人が混在しています。この二つの名前にどのような違いがあるのか、混乱を招く要因となっていました。
歴史的な事実として、ニブルスとタフィーは同一人物です。名前の変遷には、アニメーション制作と出版ビジネスの歴史が深く関係しています。
キャラクターの初登場は1946年5月8日公開の短編映画『台所戦争(原題: The Milky Waif)』でした。ウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラの名コンビによって世に送り出されたこの作品において、彼の初期ネームは「ニブルス(Nibbles)」と名付けられていました。「nibble」は英語で「少しずつかじる」を意味し、いつでもお腹を空かせている赤ん坊ネズミのキャラクター性に由来しています。本作は高い評価を受け、第19回アカデミー賞短編アニメ賞を受賞しました。
転機が訪れたのは1950年代です。当時展開されていたデル・コミックス版の『トムとジェリー』漫画シリーズにおいて、彼に「タフィー(Tuffy)」という新たな名前が与えられました。その後、アニメーション本編でもタフィーと呼ばれる機会が増加し、現在制作されている『トムとジェリー ショー』や最新の映画・商品展開では、グローバルで「タフィー」が公式なメイン呼称として採用されています。