お風呂の24時間換気は消すべき?つけっぱなしの電気代とカビ予防の真実
建築設備および住環境衛生の観点から導き出される、失敗しないための判断基準を整理します。
【常時24時間換気を徹底維持すべき人・環境】
- 2003年以降に建築されたマンション・戸建てに住んでいる場合:家全体の計画換気が崩れ、他室の結露やシックハウスリスクが生じるため常時稼働が絶対条件。
- 浴室に窓がない、または共働きで日中窓を開放できない世帯:密閉された浴室はカビの温床となるため、機械換気を止めると短期間で衛生環境が崩壊します。
- 浴室の掃除やカビ取りにかける労力・コストを最小限に抑えたい人:月数十円の電気代は、住居の美観と資産価値を保つための最も安価な保険です。
【例外的に一時停止や設定見直しを行うべき人・環境】
- 冬場の入浴中に寒気を感じる人:入浴中の30分〜1時間程度に限り、スイッチをオフにするか「入浴モード(一時停止)」を活用する。
- 築10年以上が経過し、ファンから甲高い異音や振動が出ている場合:発火やモーター焼き付きの危険性があるため、連続稼働を控え速やかに専門業者へ点検・交換を依頼する。
- 強風・台風の日:外気圧の変動により排気ダクトから強風が逆流する場合は、一時的に運転を停止するか給気シャッターを閉じる措置を取る。