ウンベラータの曲げ方をプロが徹底解説!幹を折らず美しいS字にする秘訣
Q1:針金が幹に食い込んでしまいました。どうすればいいですか?
A1:ウンベラータが成長期に入ると幹が一気に太くなり、巻き付けた針金が樹皮にめり込むことがあります。食い込みを確認したら、ただちにニッパーで針金を小さく切断しながら慎重に取り外してください。無理に引っ張ると樹皮を大きく剥ぎ取ってしまうため注意が必要です。取り外した跡に傷がある場合は癒合剤を塗り、幹の肥大に伴って傷跡が自然に目立たなくなるのを待ちます。食い込みを防ぐためにも、1ヶ月に1回は針金と幹の密着度を点検しましょう。
Q2:曲げ木をしている間、水やりや肥料はどう管理すべきですか?
A2:作業前の数日間の「水切り」が終わった後は、通常の成長期と同じ水やりに戻します。「土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと与える」のが基本です。ただし、肥料に関しては曲げ木作業の直後2週間程度は控えてください。幹に物理的負荷がかかっている状態で強い肥料を与えると根痛みを引き起こす可能性があります。新芽が力強く動き出し、負荷に順応したことを確認してから緩効性化成肥料を与えましょう。
Q3:S字ではなく、螺旋状(スパイラル)や円形に仕立てることは可能ですか?
A3:十分に可能です。螺旋仕立てにする場合は、中心に太い支柱を1本立て、その支柱に巻き付けるように主幹を螺旋状に誘導して麻紐で各所を固定していく方法が最も美しく仕上がります。円形(リング仕立て)にする場合は、しなやかな若い枝をU字型の支柱に沿わせて円を描くように留めていきます。いずれの場合も、一度に強い角度をつけるのではなく、成長に合わせて上へ上へと巻き上げるのが成功の秘訣です。