うるま市・浜比嘉島が「神の島」と呼ばれる3つの真相
島内を訪れる旅行者の多くが目指す二大パワースポットが、島の南西部に位置する「シルミチュー」と、北東部のアマンジと呼ばれる小島にある「アマミチューの墓」です。
子宝・無病息災の祈りが捧げられる「シルミチュー 霊場」
兼久(かねく)集落の奥深く、鬱蒼とした亜熱帯の原生林に抱かれた108段の石段を登った先に、鍾乳洞の拝所シルミチュー 霊場が静かに佇んでいます。古くから二神が暮らした居住跡と伝えられ、洞窟内にある鍾乳石の陰陽石(鍾乳洞内の御神体)に祈りを捧げると子宝に恵まれるという言い伝えが広く知られています。鳥居をくぐり石段を登るにつれ、周囲のざわめきが消え、厳かな空気に包まれる感覚を覚える参拝者は少なくありません。
海上に浮かぶ小島に鎮座する「アマミチューの墓」
一方、比嘉集落の東側、舗装された海上の歩道を渡った小島に位置するのがアマミチューの墓です。波の浸食によって作られた奇岩(キノコ岩)が生い茂る岩陰に洞穴があり、二神をはじめとする神々が葬られていると伝えられる古墓があります。旧正月には無病息災と五穀豊穣、子孫繁栄を祈願する神事「年頭拝み(トゥシヌユーグワイ)」が行われ、県内外から多くの巡礼者が訪れます。眼前にはエメラルドグリーンの太平洋が広がり、波音と潮風が心地よい静けさを醸し出しています。