Usjハリー・ポッターはなぜ酔う?フォービドゥン・ジャーニー浮遊感の真相と対策
結論から言えば、乗り物酔いしやすい体質の方はもちろん、普段のジェットコースターには平気で乗れる人であっても、フォービドゥンジャーニー酔う決定的な理由を知らずに搭乗すると深刻な動揺病(乗り物酔い)を発症するリスクを孕んでいます。一般的な絶叫マシンが「重力加速度(G)と直線的な落下」を楽しむものであるのに対し、本アトラクションは「複雑な回転軸の連続と視覚誘導」によって脳を直接刺激するためです。
ネット上やSNSの体験談で頻繁に議論されるフォービドゥンジャーニー怖さと浮遊感の真相を紐解くと、恐怖の性質が一般的なコースターとは大きく乖離していることが分かります。いわゆる「胃がフワッと浮き上がる感覚」は、高い場所から下方向へ急降下するマイナスGによって生じます。しかし、フォービドゥンジャーニーではレール上を滑空して落下するシーンは基本的に存在しません。搭乗者が感じる浮遊感の正体は、シートがほぼ真上を向いた状態(仰臥位)から急激に斜め下へ傾けられ、足がブラブラと投げ出された状態で振り回される「空間識失調(バーティゴ)」に近い錯覚なのです。
さらに、視界のすぐ間近に巨大なクモ(アクロマンチュラ)が迫り、ディメンター(吸魂鬼)が冷気を吐き出しながら肉薄してくる物理演出(アニマトロニクス)が連続します。視覚的なお化け屋敷的恐怖と、身体がどの方向を向いているのか分からなくなる三次元的な揺れが融合することで、搭乗者の自律神経は短時間で過剰な緊張状態に追い込まれます。これが「絶叫系は平気なのにこのライドだけは怖くて酔う」と評される最大の要因です。