ワカコ酒の歴代キャスト相関図と現在!逢楽メンバーや豪華ゲストの真相
実写版『ワカコ酒』の成功を語る上で欠かせないのが、主演・武田梨奈のキャスティングの妙です。彼女はもともと琉球少林流空手道月心会の黒帯を持ち、映画『ハイキック・ガール!』などで本格的なアクション女優として脚光を浴びていました。そんな彼女が「お酒と肴を心から愛でるOL」という真逆の静的な役柄に挑んだことは、当時の映画・ドラマ界でも大きな驚きをもって迎えられました。
撮影現場の関係者によると、武田梨奈は劇中で登場するお酒や料理を事前に徹底的にリサーチし、撮影中も本当に美味しそうに飲み干すリアルな所作を追求したと伝えられています。単なる「芝居」を超えた彼女の本物の食べっぷりと呑みっぷりが、カメラ越しに視聴者の食欲と共感を刺激し続けています。
そして、ワカコのホームグラウンドである居酒屋「逢楽」の大将を演じる野添義弘の存在感は絶大です。劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)出身のベテランであり、NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の安達盛長役などでも重厚な演技を見せた名バイプレイヤーが、厨房の奥から優しく目を細めるだけで、店全体に圧倒的な安心感が生まれます。
大将を支える若手料理人・青柳役の鎌苅健太も、舞台『テニスの王子様』などで培った豊かな表現力と抜群の間合いで、逢楽の活気あるリズムを刻んでいます。大将と青柳の師弟関係、そしてワカコとの「付かず離れずの温かい距離感」こそが、本作が10年以上にわたり視聴者に愛される最大の要因です。