【完全版】プロ直伝!竹垣根の作り方と耐久年数を劇的に延ばすDiy術
竹垣づくりを成功させる第一歩は、専用工具の正しい選定です。木工用の鋸(のこぎり)では竹の硬い表皮で刃が滑り、繊維が裂けてケバ立ちが生じます。竹の特性に合致した道具をそろえることで、作業精度と安全性が跳ね上がります。
竹垣DIYに必要な道具材料一覧:
- 竹材:丸竹(支柱用・間柱用、直径60〜80mm程度)、割竹または細丸竹(胴縁・立子用、直径30〜40mm)、半割の押さえ竹
- 支柱・固定資材:焼丸太杭(防腐処理済木柱またはアルミ支柱)、ステンレス製コーススレッド(竹割れ防止ビス)、銅線または亜鉛メッキ結束線
- 結束用縄:天然パーム繊維製「棕櫚縄」(黒または茶、太さ約3mm〜3.5mm)
- 切断・加工工具:竹挽き専用鋸(細工鋸)、竹割器(4ツ割・6ツ割・8ツ割)、ナタ(竹挽ナタ)、木槌、ヤスリ
- 基礎・計測工具:水平器、水糸、スコップ、ショックレスハンマー、メジャー、インスタントモルタル
竹材を扱う上で最大の関門となるのが「竹の割り方と加工技術」です。竹を均等な幅に割る際は、古くから造園現場で愛用されている鋳物製の「竹割器」を使用します。丸竹の木口(端面)の中心に竹割器の刃を当て、木槌で叩き入れて数センチ食い込ませた後、竹を垂直に立てて地面の硬い板やコンクリートに向けて竹ごとトントンと打ち下ろします。竹割器の自重とクサビの原理によって、信じられないほど真っ直ぐ一瞬で均等に竹が裂けていきます。
割った竹(立子)の内側には節の隔壁(フシ)が残っているため、ナタの背や専用の節落としを用いて平らにならします。節を落とさずに胴縁(横骨)へ重ねると、段差が生じて隙間やガタつきの原因になります。最後に、竹の両端の切り口を細工鋸で45度の水切り勾配(雨水が溜まらない傾斜)にカットしておくと、切り口からの腐朽菌侵入を予防できます。