細木数子『ズバリ言うわよ』終了の真相とタッキー・くりぃむ秘話の全貌
『ズバリ言うわよ!』がスタートしたのは2004年8月10日のことでした。通常、民放テレビ各局の番組改編は4月と10月に行われるのが通例であり、8月という中途半端な時期にゴールデンタイムの新番組が立ち上がるのは極めて異例の事態でした。
この緊急発進の引き金となったのが、直前まで同枠で放送されていたスポーツバラエティ番組『黄金筋肉(ゴールデンマッスル)』の打ち切りです。当時人気絶頂だったタッキー&翼の滝沢秀明氏を司会に据えて鸣り物入りで始まった同番組でしたが、深刻な視聴率低迷に苦しみ、わずか10カ月(2004年7月)で打ち切り終了を余儀なくされました。
局側にとってジャニーズ事務所(当時)の看板タレントである滝沢氏の冠枠に穴を開けることは絶対に避けたい至上命題でした。そこで白羽の矢が立ったのが、当時『史上最強の占いバトル細木数子VSウンナン!』などの単発特番で驚異的な高視聴率を叩き出していた細木数子氏でした。急遽企画された新番組は、滝沢氏を続投させ、細木氏をメインに据える形でスタートを切ることになったのです。
ここに進行役として加わったのが、海砂利水魚から改名して瞬く間に頭角を現していたくりぃむしちゅー(上田晋也・有田哲平)の二人でした。細木氏は滝沢氏を「タッキー」と呼んで我が子のように溺愛する一方、暴走しがちな細木氏の発言を上田氏が抜群の瞬発力と鋭いツッコミで受け止め、有田氏が絶妙なボケでスタジオの空気を和ませるという、奇跡的なスタジオのパワーバランスが完成したのです。