西郷輝彦と御三家の真実|名曲秘話と闘病に見る昭和スターの誇り
西郷輝彦と御三家の真実|名曲秘話と闘病に見る昭和スターの誇りに関する話題のニュースをまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。
西郷輝彦の名を不朽のものとしたのが、1966年7月にリリースされた『星のフラメンコ』です。「好きなんだけど 離れてるのさ」という印象的なフレーズと、カスタネットの乾いた響きが印象的な情熱のリズムは、歌謡曲の枠を大きく飛び越える革新的なサウンドでした。
この名曲を手がけたのは、昭和を代表するヒットメーカー・浜口庫之助です。当時の制作ドキュメントや関係者の回想録によると、浜口は西郷の持つラテン的で真っ直ぐな情熱と野性味に着目。「既存の哀愁歌謡ではなく、誰も聴いたことがないダイナミックなリズムポップスを歌わせたい」という着想から、情熱の国スペインのフラメンコ要素を取り入れた楽曲が書き下ろされました。
西郷自身も当時のインタビューや自著で、「手拍子とステップを取り入れたステージングは、歌い手というよりパフォーマーとしての自分を目覚めさせてくれた」と述懐しています。オリコンチャート発足前夜でありながら推定売上は100万枚を突破。エレキギターのビートと情熱的なステップが融合したこの楽曲によって、西郷は単なる歌謡曲歌手から、時代を牽引するモダンなポップアイコンとしての地位を完全に確立しました。