箱根駅伝「山の神」歴代最強は誰か?初代から現在まで偉業と進路を徹底比較
箱根駅伝の歴史は常に塗り替えられ続けています。第99回大会(2023年)および第100回大会(2024年)において、城西大学の山本唯翔選手が2年連続で5区の区間新記録を叩き出しました。
山本選手は、当初自らを「山の妖精」と茶目っ気たっぷりに表現していましたが、その走りはまさに「令和の山の神」と呼ぶにふさわしい凄まじいものでした。現行の20.8kmコースにおいて1時間09分14秒という驚愕のタイムを樹立。急傾斜でもブレない強靭な体幹と、厚底シューズの反発を完璧に推進力へ変えるモダンなフォームで、新たな5区のスタンダードを構築しました。
さらに、青山学院大学の若林宏樹選手(「若の神」の愛称で知られる)をはじめ、各校が科学的な低酸素トレーニングや傾斜走専用のバイオメカニクス分析を導入し、5区のスピード化は年々加速しています。単なる「我慢比べの山登り」から、「高速巡航を維持しながら駆け上がるスピードクライム」へと、5区の戦術は決定的な進化を遂げています。