発疹と湿疹の違いとは?見逃すと危険な赤み・かゆみの見分け方と受診目安
皮膚症状の中には、全身疾患の予兆や命に関わる救急疾患が潜んでいるケースが存在します。単なる肌荒れと軽視せず、以下の兆候がある場合は即座に行動を起こす必要があります。
特に注視すべきは発熱を伴う発疹の危険性です。麻疹(はしか)、風疹、水痘などのウイルス感染症や溶連菌感染症、川崎病、さらには重症細菌感染症の可能性があります。熱と皮膚症状が同時に出現している場合、体内で強い全身性炎症が起きているシグナルです。
また、新しく薬を飲み始めてから数日から2週間程度で皮膚に異常が出た場合、薬疹を強く疑います。薬疹の症状・特徴としては、全身に対称性に広がる紅斑や強いかゆみ、多形紅斑などが挙げられます。重症型薬疹(スティーブンス・ジョンソン症候群など)へ進展すると、口唇や眼の粘膜びらん、高熱、全身の皮膚剥離を引き起こし極めて危険です。
総合的な皮膚科受診の目安として、以下の症状が見られる際は迷わず受診を選択してください。
- 発熱、息苦しさ、全身の倦怠感を伴っている
- 口の中、目の周り、陰部など粘膜にもただれや発疹がある
- 発疹が急速に全身へ拡大している
- 激しい痛みを伴う、または水ぶくれが破れて広範囲にジュクジュクしている
- 新しい内服薬やサプリメントを飲み始めて間もない