謝罪の菓子折りで火に油?怒りを鎮める相場と渡すタイミングの極意
謝罪の菓子折りで火に油?怒りを鎮める相場と渡すタイミングの極意とはどのようなものなのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
謝罪の現場では、どれほど頭を下げても相手の怒りが収まらず、「こんなものを受け取る筋合いはない!」「持って帰れ!」と菓子折りの受け取りを拒否される事態が珍しくない。ここでパニックに陥り、無理に置いていこうとするのは致命的な過ちだ。
受け取りを拒否された際の正しい対応ステップは、以下の手順に集約される。
まず一度は、「どうか私どもの誠意のしるしとして、お納めいただけないでしょうか」と丁寧に頭を下げてお願いする。しかし、相手が再び強い口調で拒絶した場合は、それ以上絶対に食い下がってはならない。無理やり品物を置いて立ち去る行為は、相手にとって「押し付けられた」「不快なゴミを押し付けられた」という屈辱感に変わり、問題の泥沼化を招くためだ。
二度断られたら、「大変失礼いたしました。お気持ちを害してしまい申し訳ございません」と深々と一礼し、持参した菓子折りを自分の手袋やカバン、紙袋に納めて持ち帰るのが鉄則だ。持ち帰った菓子折りを社内で処分するかどうかは自社の判断だが、決して相手の目の届くエントランスや受付、玄関先に放置して帰るような真似はしてはならない。
訪問を終えた後は、社内に戻り次第、上長へ即座に報告し、改めて手紙(お詫び状)を郵送するか、第三者を交えた再度の対応策を協議する。菓子折りを受け取ってもらえなかったという事実は、「相手の怒りが品物で癒える段階にない」という厳然たるシグナルとして真摯に受け止めるべきだ。